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大学ラグビーが人気な理由と今後のリーグワンへの要求についての話【詳細データの公開】

JAPANラグビーリーグワンDiv1は先週13節が行われ、レギュラーシーズンが佳境に入りつつある。
そのリーグワンの日程が終了すると、ワールドラグビーは6月からテストマッチ期間、いわゆる、ウィンドウマンスに入る。
今年のJAPANは6/28と、7/5、7/12にそれぞれMAB、WALと対戦することが決定している。

また、3/25にはU23遠征メンバーが発表された。
エディーさんがこの遠征から数名がJAPANの合宿に合流してくれれば嬉しいという、旨の発言をしたこともあり、テストマッチ期間の足音が聞こえてきた気がする、本日は4/2。

そんな中、オーモリが感じていることが、日本国内において、大学ラグビーと比べるとリーグワンとテストマッチの人気に非常に大きな差があり、ちょっと寂しいということ。

大学ラグビーが最も人気のあるカテゴリーなのは、当チャンネル、他のチャンネルの再生回数を見れば明らか。

仮にもリーグワンは国内最高峰リーグであり、テストマッチはその集大成と言えるものだ。
加えてオーモリ的にはやっぱりラグビーというスポーツにおいて、一番楽しみなのがナショナルチームが格上相手に勝利を収めること。
だからこそ、自分の推しコンテンツがアマチュアスポーツである大学カテゴリーに人気の面で劣勢で寂しいという話。

ということで今回は、なぜリーグワン、テストマッチが大学ラグビーより人気に乏しいのか。
その上で人気が出ないのであれば、今後、こうしてほしいという要望をお話しさせていただく。

もし、当コンテンツが関係者の目に留まれば、オーモリのX、ブログ等へお問い合わせいただければ幸い。

先にオーモリが今後どうしてほしいのかの結論を申し上げると、もっとリーグワン、テストマッチの細かいデータを見れるようにして、セレクション、ゲームタイムの内容をスケルトンにしてほしい。
となる。

あともう1点だけお伝えさせていただくと、オーモリは大学ラグビーも大好きだし、今後も見続ける。

オーモリ

オーモリです。YouTubeX(旧Twitter)もやってます。
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目次

大学ラグビーが人気の理由

ではまず、オーモリが思う、なぜ国内で大学ラグビーが最も人気があるのかの理由をお話しさせていただく。

日本ラグビーの起源は大学

その根本の理由の1つが、大学ラグビーは日本ラグビーの起源であり、最も歴史があるから。

1899年、慶應義塾にラグビーが輸入されて以降、早稲田、明治、同志社といったいわゆる伝統校を中心に日本ラグビーは広がっていった歴史がある。

つまり、日本におけるラグビーというのは大学ラグビーから始まっており、社会人ラグビーは後発。

推しチームの優勝が低コストで見れる

またその他にもオーモリが思う、大学ラグビーの人気を後押しする理由がいくつかある。

その1つが推しチームの優勝が見られる可能性が大学によっては高いし、それが低コストで見られるから。

近年のJAPANはW杯で強豪国から勝利を収めたこともあり、注目を集めていたが、現実的にW杯での優勝はまだまだ無理。
つまり、サポーターからすると推しチームの敗戦を必ず見なくてはいけない。

スポーツでは勝敗、白黒がはっきりつく。

そうなると推しチームの敗戦というのは少なからずサポーターのダメージとなり、それを避けようとするのは至極当たり前。

一方で大学ラグビーであれば毎年強豪校であれば優勝するチャンスがあり、敗戦におけるダメージを受けずに済む。

ただ、そうなると、強豪国であるRSA、AB、IREそしてFRAなどの強豪国を応援すればいいのではないかとなるが、現状海外ラグビーを見るにはサブスクリプションに加入しなければならず、コストが発生する。

なので、海外の強豪国の試合を見るのは心理的にも経済的にもハードルが高く、結果、よほどのラグビー好きでなければ、積極視聴でのサポートは選択肢に入らない。

大学ラグビーであれば伝統の一戦や選手権準決勝以降の試合は無料で視聴可能。

毎年選手が入れ替わる

また、大学ラグビーは学生スポーツという性質上、毎年選手が入れ替わり、シーズン毎にチームの毛色が変化する。

一方、リーグワンは毎年出場する選手はあまり変わらない。
北米スポーツのように移籍が活発ではない。

これは、どのチームが優勝争いをするか、容易に想像できてしまうということ。

結果がわかっていることほどライト層の観戦意欲を削ぐ要素はない。

一方大学ラグビーは、ここ最近はシーズン前はどの大学が優勝するのか、リーグワンよりは予想が難しい。

大学ラグビーはシーズンが長い

さらにいうと、大学ラグビーはリーグワンと比べると、シーズンが長い。

大学は春季、夏、秋冬と年間を通して行われているのに対し、リーグワンはプレシーズンを合わせても開催期間は12〜5月までの半年のみの開催。

大学は秋冬の本番に向けて春、夏でその年における各大学同士のストーリーが積み上がっていく。
先に挙げた、毎年選手が入れ替わることがかけ合わさると、さらにそのストーリーは重みを増す。

大学ラグビーは派手で見ていて楽しい

そして最後に、大学ラグビーは見ていて派手で見ていて楽しい。

大学ラグビーではまだ世代トップの選手たちの個人技が見られる。

例えば昨季で言うと、帝京青木主将のボールキャリー、早稲田矢崎選手のランがこれにあたる。
ちなみに、服部選手のビッグキックは例外。

一方、リーグワンカテゴリーになると、各選手のレベルが一気に上がりなかなか個人技を発揮する場面が少なくなる。
その結果、いわゆる玄人好みと呼ばれる渋い味のあるプレーの比率が増える、気がする。

ライト層からすると、どちらを見たいかと言われると、おそらく大学側になるのではないかと思われる。

だから大学ラグビーは国内人気トップ

だから、大学ラグビーは日本ラグビーの起源であり歴史が深く、優勝の可能性が高くて低コストで観戦できる点、毎年選手が入れ替わりチームの変化が楽しめる点、リーグワンよりもシーズンが長くストーリー性が積み重なる点、見ていてわかりやすい点などが要因となり、多くのファンを惹きつけている、とオーモリは考える。

今後日本ラグビーに求めること

では、これらを踏まえて、オーモリは今後リーグワンがどうなればいいと考えているのかをお話しさせていただく。

シーズンの延長

まず、もう少しシーズンが長くてもいいのではないかと考える。

サンウルブズがなくなり、国内ラグビーを開催できる期間が長くなり、試合を開催できる期間が増えたのであれば、その時期に国内の試合を増やしてもいいだろう。

大学ラグビーには人気では勝てない

と、これくらいしか先にあげたポイントで見直せる点が正直ない。

なので、今後おそらくリーグワンが大学ラグビーを人気で上回ることは不可能だろう。

選考根拠の明確化を求める

で、あるならば、せめて、リーグワンとJAPANにおけるセレクション、ゲーム内容の明確化を行ってほしいと切に願う。

もちろん、全員が納得するセレクションは存在しない。

前回の動画であげたU23のメンバー選考についてもそうだが、その選考をした根拠は示していただいた方が、気持ちの整理がついて応援しやすいというのが、サポーツする側の心理。

より詳細なスタッツを公開してほしい

最悪、首脳陣から根拠を示さなくても、サポーターが各選手のスタッツを今より詳細に把握できればより応援しやすい環境が今よりは整うだろう。

例えば、北米スポーツのようなデータサイトをリーグワン側が運営する等。

その中でも、MLBを例に挙げるとサヴァント、ファングラフス、ベースボールリファレンスのようなデータ運用をリーグワン側に行っていただきたい。

挙げられるスタッツ、指標としては、近年では当たり前となっている各選手に取り付けたGPSから読み取れる選手の総走行距離、スプリントスピード。
スマートマウスガードからタックルインパクトの数値化。
シーズンの累積値ではなく、試合毎、対戦相手毎のスタッツの可視化。
さらには過去のシーズンのスタッツが現状は見られないので過去の数字も見られるようにする、等が挙げられるだろうか。

先にあげた、プレーの派手さで敵わないのであれば、せめて選手1人1人にもっとフォーカスでき、渋いプレーをより深ぼれるそうな環境を整えていただきたい。

今の国内ラグビーは情報不足

これらのスタッツ、指標を示すことでセレクションの基準が少なくとも現状よりは明確化することは間違いない。

繰り返しになるが、それによってサポーター視点で見ても現状よりはセレクションに対し、納得はできずとも、透明化は進むだろう。
また、オーモリのような発信者としても非常にありがたいというおまけつき。

おそらく、今回の要求が通る未来は相当遠く、もしくは来ないかもしれないが、もし当コンテンツをJAPAN首脳陣の方が何かの間違いでご覧になり、イノベーションを起こしてくれればいいですね。

という何者でもない、いち、ラグビーファンの戯言で今回のコンテンツは示させていただく。

引用元

https://www.jsports.co.jp

https://www.teikyo.jp

https://www.meiji.ac.jp

慶應義塾大学ラグビー部

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この記事を書いた人

千葉県出身。ラグビーに対する感想を発信するYouTubeとブログを運営。またその運用方法も発信。全ての選手関係者へリスペクトを込めて。
賃貸不動産営業の会社員が本業。夢は副業で独立。
MLBもにわかながら好き。

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