【来季はBKの年】帝京大学2025年度幹部予想と各大学の新主将【関東大学対抗戦】

2025年3月17日

各大学から来季に向け、新主将を含めたチームの新体制が続々発表されている。

そんな中、2/9、3/12に早稲田大学、明治大学の2025年度新体制が発表された。

新体制の詳細として、早稲田は1年生からBKの中心選手として活躍し、U20に選出経験がある、野中主将を筆頭に今季もBLのレギュラーとして活躍した田中勇成選手。

明治大学は同じくU20選出経験があり、CTBとして近年の明治BKを支える存在となっていた平主将を筆頭に、副将に楠田選手、JAPANスコッド経験がある利川選手がそれぞれ就くことが発表。

慶応義塾は桐蔭学園の連覇を支え、大学では1年生から試合に出場してきた今野主将を筆頭に副将に山本選手が就く。

さらにいうと筑波大学は新主将に高橋佑太朗選手が就くことが決定。

当チャンネルとしては各大学のキャプテン予想は一旦今季は見送っていたところだったが、先に挙げた4人が主将に就いたということで、これは帝京大学で、もしあの選手が主将になれば来季の対抗戦はなかなか興味深く、面白い構造になるのではないかと考えた、というのが今回のコンテンツを作成しようと至った経緯となる。

正直、最初からキャプテン予想をしておけばもっと盛り上がったかもしれないと思うと悔しい。
やらない後悔より、やる後悔って今の気持ちを言うんだなと思うなどした。

※最近の再生回数アベレージの低下からの焦りからそろそろ1万回を越える再生回数動画を出したい、そのために大学ラグビーの恩恵に預かりたいというのが本音。

ということで今回は、今季優勝、来季は史上初の2度目の5連覇を目指す帝京大学の来季2025年のチーム体制がどうなるのか。
先に挙げたもしあの選手が主将に就けばなぜ興味深くなるのかについてお話ししていこうと思う。

皆様の中にはもうすでに情報を得ている方々、また、なんなら帝京大学が一番予想しやすいでしょと思われている方々もいらっしゃるかもしれない。
そういった方々も是非お手柔らかにご覧になっていただければ幸い。

先に結論を申し上げると、オーモリは来季の帝京大学主将は大町佳生と予想。
その上でその大町、早稲田の野中、明治の平、慶応の今野、筑波の高橋主将は2年前の2023年U20のBKの中心メンバーなのでオーモリ的にはおもしろいと考えている。
となる。

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帝京大学幹部予想

改めて、先に挙げたようにオーモリ的には大町選手を帝京大学の新主将と予想。

その上でそんな大町選手を支える幹部の予想は次のとおり。

主将：大町佳生選手
副将：蔵森晟選手

なぜ大町選手予想なのか

ではなぜオーモリはこのように予想したのか。

ここに関して大した理由はない。
動画にするくらいだからすごい革新的でウケのいい理由があるわけでは全くない。
なんとなく大町選手っぽいから、となる。

付随して副将に蔵森選手を予想したのも大した理由はない。
主将をBKの大町選手で予想したので副将はFWであり、今季3年生時点で試合に多く出場している1人に蔵森選手がいたから、となる。

U20組の対決

ではなぜ今挙げた大町、野中、平、今野、高橋選手が主将で揃うと面白くなるのか。

それはこの5人はチームではいずれもBK、且つ、当時U20のBKの中心メンバー5人だから。
ちなみにU20のキャプテンは大町選手だった。

大町選手が帝京の主将となった場合、近年の対抗戦を引っ張る帝京、早稲田、明治、慶応、筑波の主将が全員BKとなるのは帝京が初優勝を達成した年から見ると、来季が初となる。はず。

また先に挙げた5選手は大学2年生時にU20のBKを支えたメンバーであり、短い期間であったが元チームメイト。

U20では野中、平選手でCTB、大町選手はFB。
または大町、野中選手でCTB、平選手はフィニッシャー。
今野選手はいずれもフィニッシャー、高橋選手はいずれもSHという運用だった。

そこから2年後、それぞれの5選手はいずれも所属チームの主力となり、来季、大町選手を除くと主将へと就任。

当時のU20からそれまでよりはメンバーに注目してきたオーモリからするとその時の選手達がそれぞれのチームで主将を任せられていて、対決することになる。
どこ目線なんだ、と突っ込まれるのは承知の上だが、高校で同じクラスで仲間だった生徒達が大学で対決しているような感覚。
将来有望と見られてきたプロスペクト達の対戦は非常に楽しみ。
と同時に、しっかりチームの中心選手として育ってくれて嬉しい気持ち。

だからもし大町選手が主将となればオーモリとしては面白いということ。

大町選手、野中主将、平主将、今野主将、高橋主将

では最後に、今回挙げた5選手の大学入学後の出場歴を振り返っていきたい。

帝京大学、大町佳生選手

まず、帝京、大町選手。
長崎北陽台出身。

帝京大学入学後は1年生で対抗戦5試合、いずれも22番で60分出場。
2年生では対抗戦4試合、選手権は決勝戦のみで合計5試合、内先発3試合で271分出場。
3年生でブレイクし、対抗戦6試合、選手権3試合、合計9試合、内先発8試合で649分出場とゲームタイムを一気に増やした。
また今季の対抗戦個人得点73は3位。
チームの1stFH、本橋選手が欠場時は10番も務めた。

U20では壮行試合を含め、5試合先発で387分出場。
2トライを獲得。

早稲田大学、野中健吾主将

次に早稲田大学、野中主将。

東海大仰星出身。
3年生時に花園優勝。

早稲田大学入学後、1年生からすぐチームの中心となる。

1年生時は対抗戦全7試合、選手権全4試合、合計11試合、内先発8試合で734分出場。
ちなみに対抗戦は全試合フル出場。
2年生では対抗戦全7試合、選手権全2試合、合計9試合、全試合先発で675分出場。
3年生では対抗戦全7試合、選手権全3試合、合計10試合、全試合先発で781分出場。
と、ここ3年間の早稲田で最もゲームタイムが長い選手、鉄人。
今季は服部選手をICTBとして支え、OCTBの福島選手との相性も非常に良く見えた。
また今季の対抗戦個人得点104は唯一100点越えで1位。

U20では壮行試合を含め、5試合先発で、385分出場。