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【銀河系軍団】来季の明治大学の展望【スタメン予想】【大学ラグビー】

第61大学選手権は1/13決勝戦が行われ、帝京大学が早稲田大学を下し4年連続13回目の優勝を決め幕を閉じた。

次に大学ラグビーが本格始動するのは新1年生が入学した春。
来季の大学ラグビーが待ちきれないという皆様に朗報。
これから来季の大学ラグビーの展望を行っていきたい。

中でも今回は今季べスト4の一校となった明治大学をピックアップ。
来季の明治はどうなるのか、気になるメンバー構成はどうなるのかという話をしていきたい。

先に結論を申し上げると、前回の早稲田と同じになってしまうのだが、結局明治も引き続き優勝を狙える位置にいることは間違いだろう、となる。
なぜそう思うのかということと、じゃあその優勝を狙える明治は来季どのようなメンバー構成になることが予想されるのかというのをお話しさせていただく。

オーモリ

オーモリです。YouTubeX(旧Twitter)もやってます。

目次

なぜ明治は来年も優勝を狙えるのか

ではなぜ明治は来年も優勝が狙えると考えるのか。
その理由は相変わらずメンバーが超豪華だから、これが最大の理由。

今季の明治

まず今季の最終戦となった準決勝のメンバーが下記↓

今季も相変わらず超豪華なメンバーが並んでいた。

中でも特に4年生がエグかった。
今年の4年生は花園100回大会の最高学年の世代。
その世代におけて大会で活躍した選手のほとんどをこの年の明治は獲得。

例を挙げると、下記の選手達。

  • 倉島昂大 :桐蔭学園優勝のTP
  • 田島貫太郎:この世代でトップクラスのサイズを持つ大型LO
  • 佐藤大地 :花園では3回戦で敗れたものの春の選抜ではチームの準優勝に貢献したLO
  • 福田大晟 :チームを初のベスト8へ導いた主将。FL。
  • 秋濱悠太 :倉島選手同様。チームの優勝へ大きく貢献したバックスのキーマン。CTB。
  • 安田昂平 :御所実業出身の大型BK。
  • 登根大斗 :安田選手と同じ御所実業出身のSH。
  • 寺下功起 :東福岡のBKのキーマン
  • 坂本公平 :坂本選手と同じく東福岡のエースBK。
  • 金昂平  :ベスト4へ大阪朝高を導いたエースBK。
  • 金勇哲  :金昂平と同じく大阪朝高をベスト4へ導いた主将。HO。 等

改めて見ると錚々たる顔ぶれ。

ここに下級生として

  • 利川桐生 :JAPANの合宿へ招集。
  • 藤井達哉 :3年生時、優勝した東福岡のFWキーマン。
  • 伊藤龍之介:今季第ブレイクを果たした向こう2年の明治の未来。
  • 伊藤利江人:当時、高校ラグビーの中心だった報徳学園の主将FH。
  • 海老澤琥珀:伊藤利江人選手同様、報徳学園躍進の立役者WTB。
  • 山村和也 :同じく報徳学園出身の1つ先輩。バックスリー。
  • 白井瑛人 :桐蔭学園優勝のキーマン。当時はCTB、現在はWTB。
  • 萩井耀司 :白井選手と同じく桐蔭学園優勝のキーマンFH。 等

これらの選手が控える。
もちろん他にも高校時代から有名だった選手、今後大学に入ってから全国区へ成長する選手も出てくるだろう。

早稲田の佐藤主将、宮尾選手、帝京の青木主将、本橋選手兄弟など、もちろんその世代で有名だったが明治へ入学しない選手も多数いる中でこれだけのタレントが明治には揃っている。

改めて毎年そうだが、今季の明治もそのメンバーのタレントぶりに驚嘆させられた年だった。

今季のメンバーから誰が抜けるのか

そんな中、今季の明治からは花園100回世代の4年生が卒業となる。

今季の最終戦となった準決勝のメンバーベースでは下記の選手達。

  • TP 倉島選手
  • LO 田島選手
  • LO 佐藤選手
  • BL 福田選手
  • BL 木戸主将
  • OCTB 秋濱選手

リザーブも見ると安田選手、金勇哲選手らも卒業となる。

このメンバーで見るとFWにおいてやや抜ける選手が多いかという印象。
毎年明治の生命線となるFWでこれだけ欠員が出るとなると、少なからず明治サポーターの間でネガティブな影響があるだろうか。

またここは秋濱選手も同じことだが先に挙げた選手達は基本的に1年生から試合に出場し続けてきた選手達。
今季だけを見ると、単に卒業するメンバーの穴埋めに留まる。
ただ、過去4年間から振り返ると、4年分の経験値を持ったキーマン達が抜けるということでその穴は単に先に上げた選手達が抜けるだけでは済まなくなる可能性も孕んでいるだろうか。

来季明治の予想メンバー

では、これらを踏まえて来季の明治はどうなるのかをここから話していきたい。

まずオーモリが勝手に考えた来季の明治の予想ラインナップが下記↓

改めて、超豪華なラインナップだがその上で卒業する4年生の代わりにメンバーに入る選手が下記

  • TP :山口匠選手
  • LO:熊谷鼓太郎選手
  • LO:物部耀大朗選手
  • OFL:利川桐生選手
  • 8man:藤井達哉選手
  • FH:萩井耀司選手

倉島選手が抜けるTPには山口選手。
この選手は今季試合時間こそ短いものの対抗戦から試合メンバーには選出されている実力者。

田島選手、佐藤選手が抜けるLOにはそれぞれ物部選手、熊谷選手が入る。

物部選手は先の山口選手同様今季メンバーには選出され続けてきた選手。
対抗戦の青山学院戦、選手権初戦の東海大戦ではフル出場も果たしている。
ラインアウトリーダーの田島選手が抜けたことでこの物部選手がその代役を担うことになるだろうか。

もう一人のLOには今季の高校JAPAN最終候補まで残っている東福岡出身の1年生、熊谷選手をオーモリは抜擢。
1年生ながら身長190cmと物部選手と同時出場となればなかなか国内大学では見られない190cm越えデュオが完成することとなる。
これは他大学からするとラインアウトで相当なプレッシャーがかかると見られる。

OFLには今季JAPANの合宿にも招集された利川選手が入る。
今季は対抗戦以降出場機会はなかったが実力者であることは間違いない。
しかし、福田選手が抜けても代わりに利川選手がその穴を埋められる明治のタレント力は恐ろしい。

今季主将を務めた木戸選手がポジショニングしていた8マンには、今季木戸選手が欠場の際にも代わりを務めた藤井選手が入る。

最後に秋濱選手が抜けたOCTBには今季、メインではICTBに入ることが多かった平選手がスライド。
その平選手がスライドしたICTBには今季FH、ICTBで大活躍した伊藤龍之介選手が入り、FHには今季から起用されていた1年生萩井選手がその穴を埋めることになるだろうか。

今季の明治の新入生

そして今季の在校生にプラスアルファで来季、明治に入学が見込まれる新入生がいることも忘れてはならない。

その選手達が下記↓

今季花園のベスト8の高校が中心となるが、明治への入学が決まっている新入生の中で高校JAPANの最終候補に入っている選手が6人。

そのうち、TPの佐々木選手、BLの井本選手は来季のメンバー候補の備考にも入れさせていただいた。

また、高校JAPAN候補に入っていない永沢、神尾両選手も花園ではチームをベスト4へ導く大活躍。
ポテンシャルは間違いない。

オーモリ的には神尾選手も明治に入ってからよりいっそ大化けするのではないかとマークしている選手の1人。
なぜなら國學院栃木から明治へ入学するFHの選手はみんな素晴らしい選手ばかりだから。
例を挙げると下記の選手達↓

  • 田村優選手
  • 田村熙選手
  • 伊藤耕太郎選手
  • 伊藤龍之介選手

神尾選手もこれらの選手達同様明治で大活躍する選手となるだろうか。

また、オーモリが把握していないだけで他にも有力な新1年生が入学してくるはず。

在校生も去ることながらどんな新入生が入ってくるのか、その新1年生がどうメンバー争いに絡んでくるのかも来季の(ていうか毎年の)明治の楽しみとなる。

だから明治は来季も優勝候補の一角

以上のように強力なタレント溢れる明治、しかも新入生もタレント豊富なことが見込まれる。

なので来季も間違いなく対抗戦、選手権の上位に食い込んでくるだろうとオーモリは結論づけた。

来季明治の懸念点

そんな来季も引き続きタレント豊富な明治の懸念点があるとすれば早稲田の時も申し上げたが抜ける選手の穴の大きさを埋められるかということだろう。

早稲田の時もそうだったが特に明治の方が」抜ける選手の穴の大きさは大きいのではないかとオーモリは見ている。

早稲田大学の来季の展望の記事は下記

というのも先に触れた通り今季の準決勝に出場していた4年生は割と1年生から出場していた選手が多い。

福田選手、木戸主将、秋濱選手、安田選手は特に下級生の頃から試合に出場し続けてきた。
その4年間の経験値はそうしても下級生ではカバーできない要素となる。

ただ、そんな中でも来季の明治の予想メンバーに入る選手達は来季デビューという選手は1年生の熊谷選手くらい。
他の選手は対抗戦、選手権の経験も積ませることができており早稲田の佐藤主将、SHと比べると引き継ぎにかかる労力はやや低いだろうか。

結局明治は来季も上位へ絡む

と、懸念点はあるものの選手1人1人における個人能力で言うと明治は他大学を圧倒する総合力を秘めていることは間違いない。

そんな銀河系軍団が来季こそは選手権で5戦5敗の天敵、帝京大学を破り福田健太主将が率いた2018年以来の優勝を掴むことができるだろうか。

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この記事を書いた人

千葉県出身。ラグビーに対する感想を発信するYouTubeとブログを運営。またその運用方法も発信。全ての選手関係者へリスペクトを込めて。
賃貸不動産営業の会社員が本業。夢は副業で独立。
MLBもにわかながら好き。

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