2/1に今年度、高校日本代表が発表され、来季の大学ラグビーへ向けて気持ちが盛り上がって参りました。
1/13の決勝から春季リーグが始まる間、この気持ちを大切にしていきたい所存。
一方で、リーグワンへ目を向けると前節の9節をもって、レギュラーシーズンの日程が折り返しとなる。
今回は大学ラグビーへの気持ちと、リーグワンが折り返しを迎えたということで、近年大学ラグビーで活躍した選手達の中で、今季、リーグワンで活躍中で今季のJAPANへ呼ばれるのではないだろうかと思われる選手、もしくは呼ばれてほしい選手を合計8人紹介していきたい。
言い換えると、オーモリの推し選手を知ってください、という内容になる。
皆様の注目選手、推し選手も教えてください。

オーモリです。YouTube・X(旧Twitter)もやってます。
では早速、オーモリ的注目選手を紹介していきたい。
【呼んでほしい】デーヴィッド・ヴァンジーランド




まず1人目、呼んでほしい、拓殖大→S東京ベイ、LO、デーヴィッド・ヴァンジーランド選手。
9節で自身初のPOMを受賞した、現在、オーモリの中でのいわゆるトッププロスペクト。
白状する、今回の動画はこのヴァンジーランド選手を皆様に知ってほしいという思いの下、作成させていただいた。
皆様はこのヴァンジーランド選手をご存知だろうか。
彼は現在、リーグワン2年目、今月25歳の誕生日を迎えた。
3節の三重戦、4番でリーグワンデビューを果たすと今季はここまで、7試合で413分間出場。
内、全試合、4番で先発出場。
これは、チームのLOでは2番目に多い出場試合数及び、出場時間となっている。
ヴァンジーランド選手に関してはこのスタッツが飛び抜けて良い!というよりは、献身的に動き続けるタイプの選手とオーモリは見ている。
かといって、成績が悪いというわけでは全くない。
特出すべきはディフェンス面。
今季はここまでタックル回数70、成功率90%と、これはリーグでもトップクラス。
そして何より、現状JAPANはLOのデプスが各ポジションの中で薄い部類に入る。
近年台頭したワーナー選手とコンビを組む相方を昨年度のJAPANは探し続けてきた。
今季ようやくその候補筆頭の選手が現れた。
公式196cm116kgということでイングランドのキャプテン、マロ・イトジェ選手のようなLOを目指せる逸材だと見込んでいる。
JAPANがサイズで苦しんできたラインアウトの改善にも大きく貢献してくれるはず。
SGのホッキングス選手、埼玉のハアンガナ選手等がJAPAN資格を取得すればヴァンジーランド選手をBFLで起用するというオプションもある。
まずは一旦彼をJAPANデビューさせてみて、その後のことはその後考えてみるのはいかがだろうか。
【呼ばれそう】江良颯




次に、呼ばれるだろう、帝京大→S東京ベイ、HO、江良颯選手。
先に挙げたが昨年までのJAPANはLOのデプスが薄いとお話ししたが、HOもまた次のJAPANを長期的に担っていく選手が少ない状況。
そんな中、学生時代から注目を集めていた江良選手がリーグワンで今季ブレイク。
リーグワン1年目のルーキー、今季はここまで全9試合で409分間出場。
チームメイトのインターナショナルNo.1のHO、マルコム・マークス選手とポジションを分け合っている状態。
学生時代から全ステータスが高く、まさにHOにおける5ツールプレイヤーだった江良選手。
その中でやや他の部分と見劣りするかもしれないと見えていたLOスローについても大きく改善。
江良選手1人の数字ではないが、参考までにここまでのスピアーズのLO成功率は117/127で92.7%となっている。
埼玉の坂手選手に次ぐHOとしてJAPANデビューが待たれる江良選手。
リーグワン内でいうとアーリーエントリーデビューを果たした佐藤選手、BRの武井選手等もJAPANのHOになれる能力は有しているだろう。
ただ、未キャップの中で現状最もJAPANに近いHOは江良選手なのではないだろうか。
【呼んでほしい】眞野泰地






次に、呼んでほしい、東海大→BL東京、CTB、眞野泰地選手。
これまた現状JAPANの中でデプスが薄いCTB。
そこにリーグワン4年目の近年でブレイクを果たしつつある眞野選手はいかがでしょうかという話。
現在27歳の眞野選手、1年目は44分、2年目は323分、3年目の昨シーズンでブレイクを果たし665分出場。
今季はここまで全9試合内、先発7試合で475分出場。
アタック面に関しては腰が強く、タックルされても粘れるボディーバランスとレッグドライブが魅力。
その結果特出すべきスタッツとして粘り腰の影響でゲインメーター310m獲得、ディフェンス突破27回、ラインブレイク8回を記録。
ゲームメイク能力というよりは自分で好シチュエーションをクリエイトできるタイプのCTBだろうか。
その上でディフェンス面においてタックル成功率91.4%を記録しており、強力なランナーが揃うリーグワンにもアジャストできていると言える。
昨年のJAPANはSH以外のBKのフロントラインを固定できず、その場しのぎの起用が続いた。
その上で攻守両面でフィジカルで後手にまわり試合全体を通して苦戦を強いられた。
ちなみにタックルの成功率は約80%。
ここに眞野選手が入れば確実に良いテコ入れになると思うのはオーモリだけなのだろうか。
サイズが微妙という懸念点は1度眞野選手をテストマッチで起用してからおっしゃっていただきたい。
【呼んでほしい】廣瀬雄也




次に、呼んでほしい、明治大→S東京ベイ、同じくCTB、廣瀬雄也選手。
廣瀬選手は先に挙げた眞野選手と違いプレイメーカー的なCTBとオーモリは見ている。
ただ、大学時代よりはゲームメイクより眞野選手同様、チャンスクリエイトの場面が目立つだろうか。
江良選手と同期のルーキーで4月に24歳となる廣瀬選手。
入団1年目の今季でいきなりブレイクし、ここまで7試合、内6先発で418分出場。
昨年のJAPANの活動におけるチームの前キャプテン且つ大ベテランの立川選手の怪我によってシーズン前半はチームの不動の12番としてチームの7勝1敗1分けの好成績に大きく貢献。
最近になり立川選手の怪我が癒え、戦列に戻ってきたことで試合時間が激減するかもとオーモリは懸念していたが、まだゲームタイムを断たれているわけではない。
今後、今季は短期契約のスティーブンソン選手が離脱すれば、BKのポジションの組み替えが発生し、再度出場機会が回ってくるだろうか。
そんな廣瀬選手のスタッツがこちら。
正直、特出すべき数字はないかもしれない。
ただ、良くも悪くもオレンジのジャージーが似合う選手に1年目でなってしまった。
その堂々としたプレーぶりでCTBのデプスを厚くする存在として今後、JAPANの活動へどう絡んでくるか楽しみ。
【呼んでほしい】木田晴斗






次に、呼んでほしい、立命館大→S東京ベイ、生粋のLWTB、木田晴斗選手。
リーグワン2年目で大ブレイクを果たした4月で26歳となる木田選手。
翌年のW杯での活躍を期待されるも、度重なる故障でまだJAPANのキャップはない。
1年目は5試合内4試合先発で254分出場、ブレイクを果たした2年目は16試合全て先発で1234分出場、3年目は9試合全て先発で695分出場。
この年の9節で手首に怪我を負い、長期離脱となる。
怪我からの復活を期す今季はここまで5試合全試合先発で400分出場。
しかし、6節を最後に公式戦からは離れている。
3節の三重戦、6節の相模原戦でやや痛むシーンがあったことが関係しているだろうか。
ただ、出場した試合では抜群の活躍。
5試合で4トライ、しかもそのほとんどがハイレバシチュエーション、いわゆる大事な場面でのトライ。
また、WTBというポジション柄、比較的伸びやすいとはいえゲインメーター327mはやはり目を引く。
また5試合で23回ディフェンス突破も見逃せない。
1試合あたり4回強という計算になる。
後は数字として現れる部分ではないが、トライを取り切る能力がやはり高い。
木田選手はゴール前エッジ付近で受け取ったボールはほぼ確実にトライへ運ぶ。
言い換えるとサイドラインへ押し出されて相手ボールにターンオーバーという場面が本当に少ない。
ハイパント処理においてもキャッチミスによるノックオンも少ない。
木田選手が主戦場としているWTBの決定力、ボールキープ力、ハイパント処理能力もまた昨年のJAPANの課題となった点。
さらにいうと、左利きの木田選手はまさにLWTBをするために生まれてきた選手と言っても過言ではない。
今、と言わず木田選手が現役中はずっとJAPANに必要な選手だとオーモリは見ている。
だからこそ現在公式戦から離れていることが何よりも気になるし不安。
今後のシーズンで復帰してくれることを祈り散らかしている。
木田選手以上にJAPANのWTBが似合う選手がいるだろうか、いやいない。
【呼ばれそう】ハラトア・ヴァイレア




ここから紹介する選手達は過去に個別で取り上げた記事、動画があるので今回はさらっとお話ししていきたい。
まず、呼ばれそう、日体大→S東京ベイ、ユーティリティプレイヤー、ハラトア・ヴァイレア選手。
リーグワン3年目、現在27歳のヴァイレア選手、今季はここまで全9試合内8試合で先発し654分出場。
アタックのスタッツにおいてはまさに無双状態。
ゲインメーター530はリーグで8位
加えて、奪ったターンオーバー9つとディフェンス面でも存在感を発揮している。
ハイパントキャッチも非常に上手。
リーグワンではBKでの出場がメインだが8MANもこなせるということで昨今トレンドとなっている控えにおけるFW選手の割合を増やす戦略においてもいてくれると安心できる貴重な選手。
8節で13番で出場が1試合あるが、オーモリ的には14番起用の方が良いのかなと思った。
グランド中央より、エッジ付近のようなある程度スペースがある状態でボールを渡した方がヴァイレア選手の破壊力満点のランが輝くと8節と他の試合を見て思うなどした。
ヴァイレア選手の紹介記事は下記。


【呼んでほしい】山沢京平




次に、呼んでほしい、明治大→埼玉、FH、山沢京平選手。
リーグワン4年目、現在27歳の山沢選手、今季はここまで全9試合に先発出場。
現在の103得点はリーグで3位。
9節は前半終了と同時に入れ替えとなったが、先発出場していたところを見ると怪我の心配はなさそうだろうか。
プレー面ではプレースキックの成功率83.6%と80%以上をキープしており、本当に怪我だけないようにオーモリは祈りながら見ている。
山沢選手の紹介記事は下記。


【呼んでほしい】河瀬諒介




そして最後、呼んでほしい、早稲田大→東京SG、FB、河瀬諒介選手。
リーグワン3年目、現在26歳の河瀬選手、今季はここまで、全9試合先発で697分出場。
アタックのスタッツは相変わらず抜群。
ゲインメーター614はリーグ4位、ちなみにノンキャップ選手では1位、ディフェンス突破48はリーグトップとなっている。
またここまで全試合出場と、頑丈さも相変わらず。
あとはテリトリーキックの精度を磨けば本格的にJAPANを目指せる選手とオーモリは見ている。


結び
以上が現状のリーグワンにおけるパフォーマンスを見て今季のJAPANへ呼ばれそう、呼ばれてほしい選手達。
もちろん今回挙げた選手達は本当に1部にすぎない。
もしかしたら今回の動画の続編という形で記事、動画を上げるかもしれない。
大学も合わせると代表にどうなの?と思わせてくれる選手が山ほどいる。
リーグワンも折り返し、大学の春季リーグまで約1、2ヶ月ほどということでそれぞれのシーズンが深まり、今回挙げた選手達が活躍し続けるのか。
またここから新しい選手が台頭してくるのか、いずれにしても、注目。
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